子供が買うもんは子供にしかわからん。
2012年09月10日
昨日『本当の商い』というコラムを
書きましたが
今夜、本当の商いをされている方と
またお逢いしました。
川合善大さん(にちほシンクタンクCEO)です。
昨年、川合社長が書かれた『3%の経営発想力』を
読みました。
いつかこの方とお会いしたいと思っていると
そのチャンスが今日来たんです。
『ほんまに凄いわ! この人』
それが私の今夜の印象です。
川合さんは小学校3年生の時に
お母さんが、営まれている
駄菓子屋さんの仕入れ担当をしていたそうです。
「子供が買うものんは
子供にしかわからん。
だから、善大が買っておいで」
そんなふうにお母さんに言われたそうです。
またそのお菓子が売れに売れたことが
川合さんの成功体験になっています。
お客様のことはお客様しかわからない。
そんなことでしょうね。
『仕事はお客様のところにある』
ある方からこの言葉を教えてもらいました。
川合社長は
会社に出社するのは週1回と決めて
いるそうです。
あとの日は、お客様のところに
行かれているそうです。
仕事はお客様のところにありますからね。
川合社長とは
またお逢いする約束をしました。
またいろんなことを学ばせてもらって
みなさんにもお伝えしたいと思います。
PS
このコラムですが
しばらくの間、休止しようと思います。
将来塾のホームページも
もうすぐリニュアルしますので
その時に、新コラムとして
また登場します。
その時はまたよろしくお願いいたします。
柳本
本当の商い
2012年09月09日
先日、家で育てているグッピーの
水槽に入れるバクテリアを
買いに、東急ハンズに行きました。
バクテリアを買おうと思ったのですが
今まで使っていたものがありませんでした。
「今まで使用していたのと
同じものがないのですが
他のバクテリアを
混ぜても大丈夫でしょうか?」と
私は店員さんに聞きました。
「たぶん、大丈夫だと思いますが
よく知っている人に聞いてきますね」
その女性の店員さんは
男性の店員さんに再度尋ねてくれました。
その男性の店員さんは
「今まで使っていたバクテリアは
どんなものでしたか?」と聞いてくれました。
私は
「これです」と言いながら
写メを見せました。
「あっこれなら
大丈夫です。
少しずつ使ってください」(店員さん)
「それから
この水をきれいにするって
書いているこれ?
効果は高いですか?」と
私は水をきれいにするという
水槽に入れる石を店員さんに見せました。
「これですよね。
以前、テレビで放映されて
とても人気なんですけどね。
うーん
僕も家で使っているんですけど
水はやはり汚れますよ。
だから水換えは
週に一回ペースでしてくださいね。
でも、グッピーは長生きするような気がします。
だから、グッピーにはいいのかな?と
思うんです」
その店員さんは正直に教えてくれました。
パッケージには水換えが大幅に減る。と
書かれていましたが
はやりグッピーのためには
水換えをサボってはいけませんね。
ハンズを後にした時
隣にいた新下君が
「これが本当の商いですね。
いい方でしたね。
あの店員さん」と
私に言ってくれました。
知ったかぶりをしない。
2012年09月08日
「絶対、知ったかぶりをしないでおこう」
私は自分自身に言い聞かせました。
今月からある会社で研修講師を
一年間務めることになりました。
さまざまな業界(企業)の研修を
担当してきましたが
この業界は初めてでした。
だからこそ
たくさん本を読んだり
その業界で働いている方々に
教えてもらったりしながら
研修プログラムも少し
修正を加えていました。
でも
現場経験者のある方から言われました。
「所詮、あなたは
その業界のことは素人なんやから
全く知らないという立場でいいと思うよ。
いつもしている
研修を普通にしたらいいと思う。
業界の勉強はいっぱいしないと
いけないやろけど。
それは手を抜いたらいけないけど。
その道で働いている人からしたら
何にも知らないのと同じやから・・・」
この言葉はとても理解できます。
勉強はする。
でも
何にも知らないというスタンスでいい。
そう思うと
気がとても楽になりました。
やっぱり
何でも現場の人に聞くのが一番ですね。
楽しく研修ができそうです。
知ったかぶりをしなければ
気が楽ですね。
見ること 描くこと
2012年09月07日
今日の思いつきコラムは
友人の志賀美春さんのメルマガからの引用です。
『見ること・描くこと』
この大事な意味がわかると思います。
<私の思い>
突然ですが・・・。
ジグゾーパズルを完成させるのに
一番重要なことはなんでしょうか?
いかがですか?
これは、本当にすっごく大切なことです。
あまり焦らさずに、お伝えします。
それは・・・
「箱の絵を見ること」です。
箱の絵を一度も見ずして
ジグソーパズルってできるでしょうか?
不可能ではないと思いますが
かなりの難易度だと思います。
つまり、完成図
得たい目標の明確化=セルフイメージを持たずに、
漠然とした希望を形にすることは至難の業なのです。
チームで目標を立てて、それを追い続けるときにも、
このイメージの共有はメチャクチャ重要です。
では、どうやって同じイメージを
共有したら良いのでしょうか?
まず、それが理念です。
これなしにチームが一丸となって創り出そうとするのは、
箱なしで、ジグゾーパズルに取り組むようなもの、
言葉なしでコミュニケーションしようとするようなものです。
無理じゃありませんが、難しく、効果的ではないのです。
そして、もう一つ重要なことは
チームリーダーにとっての箱の絵。
これは、進捗を確認する唯一の手段でもあります。
箱の絵に至るまでに、どの部分にどれだけの
資本(人的・物的・金銭的)が投下され、
どの部分の進行が遅れていて
問題点は何で、その解決法は誰が担当して、
それはどう進捗していて・・・。
というような統括をするためには
箱の絵と現状との問題認識ができないと、
現場監督としての機能はしません。
ですから、箱の絵を明確に浮かべ、今の状態の把握をすること。
これが、空間把握であり、管理に重要な思考です。
これが出来ていないと、完成はいつのことやら・・・。
全くの人任せの部門任せ・・・。
指揮者であれば、行き当たりばったりのマエストロです。
自分の作品もくそもありません。
これは、家族でも、組織でも、コミュニティーでも、同じことです。
ですから、チームリーダーは
感覚ややる気だけじゃ、務まりませんね。
しっかり空間把握をしないと・・・。
理解し、受け入れる。
2012年09月06日
今日、尊敬するある方(Iさん)の
オフィスに
相談をしに行きました。
自分のことではなく
友人の相談でした。
内容はここでは伏せますが・・
その時
Iさんは
「柳本さんは彼のことがとても心配なんですね。
本当に好きなんですね。わかりますよ。
できる限り、僕も頑張って解決しますね。
いつも大事なことを教えてくれてありがとうございます」
こんなふうに言ってくださいました。
『理解し受け入れてくれた』
私はとても嬉しくなりました。
『理解し、受け入れる』
Iさんが誰からも信頼される理由が
またわかったような気がします。
私もこのことを意識したいと思います。
Iさん
ありがとう。